2010年8月3日火曜日

「景気が悪い」という言い方はもうやめたほうがいいんじゃないか。

「景気が悪い」という言葉は、世の中全体的にモノが売れにくいとか、だから自分たちの給料が少ないとか、という意味で使われてると思うんですが、言葉の奥に何か他力本願なニュアンスを感じてしまいます。

実態のよくわからない「景気」というモノがどこかにあって、今は何かのせいでその「景気」が悪いから、お金がまわらない=仕事の業績が上がらない→お金がもらえない。稼げない。
だけど、何がそうしてくれるのかはわからないけど「景気」というものがどうにかしてよくなったら、おれらの仕事もうまくいって、お金もたくさんもらえるのに。

的なニュアンスを感じる場面が、多々ある気がします。

景気という何かが悪くなってるからお金が入ってこないのではなくて、世の中の人や会社が今までお金を使っていたことに使わなくなったとか、買う相手=お金を使う先を変えたとか、そういう変化が起きているのではないか。
景気というものが仮によくなったとしても、自分の仕事はもとの状態には戻らないから、変化にしたがってお金のもらい方・稼ぎ方も変えていかないといけない。自分自身も変化しないといけない。そういう現実から目をそむけるための言い訳として、「景気が悪い」という言葉は使われてはいないか。


なんていうことをふと思っていまいました。
なんだか一部強すぎる表現になってしまったかと思いますが、書いてる本人は別に眉間にシワが寄ったりすることもなく、至っておだやかに書いてます。

しかし書いてみてつくづく思ったんですが、景気っていったい何やねん??

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