2010年7月29日木曜日

「日本の中のアジア」に暮らして

「鎌倉シャツ」沖縄に拠点 アジア輸出の拠点に ―琉球新報 2010年7月24日        
<「鎌倉シャツ」の愛称で知られるブランドシャツ販売のメーカーズシャツ鎌倉(神奈川)は23日までに、シャツのアジア向け販売を見据えた製造拠点として、糸満市の日進商会(大城英幸社長)に製造委託することで同社と基本合意した。
鎌倉シャツは年商21億円。一定以上の技術を持つ国内指定工場での製造やタカセガイ製のボタン利用など、高品質なシャツを5千円程度の価格帯で販売。東京千代田区にある丸の内ビル内の店舗は、坪単価当たりの売り上げが入居店舗中で最高に達するなど、売り上げを堅調に伸ばしている。販売枚数は年間60万枚で、3年以内に100万枚に増やす目標。
沖縄はアジアから近く、昨年は那覇空港で国際貨物基地事業が始まったため、既に引き合いがあるシンガポールや台湾への輸出を見据えた製造拠点とする計画。鎌倉シャツの貞末良雄会長は日進商会での製造量について、当初は年間7~8万枚、中期的には20~30万枚程度を想定していると説明。「国内繊維業界は従事者の高齢化や海外製造に伴う技術の空洞化が懸念されているが、沖縄は若年労働者が豊富だ。メード・イン・ジャパンブランドでの事業展開には適地だ」と強調した。>

鎌倉シャツというのはすごくいいシャツらしいです。
自分は1着も持ってないけど、作家の村上龍が絶賛しているので、おそらくほんとにすごいのでしょう。公式サイトに載ってる会長さんのコラムもやたらアツイし。
そんなシャツメーカーが沖縄に拠点を設けるという。

紙版の琉球新報には会長の貞末さんという人の短いインタビューも載っていて、沖縄の「かりゆしウェア」とかおみやげ品に対するコメントもとてもよかったです。「世界の金持ちが贈り合うようないいものを目指そう」的な趣旨でした。沖縄の観光産業のセンスのなさが悲しくて仕方ないぼくにはすごくうれしいコメントでした。


ところで、わたくしリクナビNEXTなるものに登録しているのですが(放置気味ですが)、この間天下のS●NY様からオープンオファーをいただきました。ソ●ーも実は物流拠点(の一部?よくわからないのですが)を沖縄に置いていて、そこの資材調達スタッフという仕事でのオファーみたいでした。

「給与:13万9000円~16万5000円 経験・能力・資格を考慮の上、決定」
という条件にびっくりして、丁重にお断りメールを送るのも忘れたまま今に至っています。
金額自体は沖縄ではめずらしくない金額なんですが、まさかソ●ーまでが、という意味で驚きました。ぶっちゃけ大学のときのバイトのほうが(フルで働いた場合)給料いいです。
(そういえばリクナビって、このブログの中にもよく広告が出てくれてます)


と、いろんな意味で「日本の中のアジア」なわが沖縄ですが、鎌倉シャツの進出は、自分もファッション好きだしいい服が身近になりそうでうれしいことです。ぜひファクトリーショップなんかもオープンして欲しいね。

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